コーヒーカップで味が変わる!【注目のTim Wendelboe Figgjo "oslo" cups】
こんにちは。
コーヒーを楽しむとき、皆さんはどんなカップを使っていますか?
お気に入りのカップでコーヒーを飲むとき、よりリラックスしておいしく感じることがあるでしょうか?
僕はコーヒーの専門職で色々な材質、形状のカップでテイスティングをしてきましたが、やはりカップによって味の感じられ方が大きく違うと感じてきました。
今日はコーヒーの業界の中でも注目のカップについて触れていきたいと思います。
この記事はこんな方におすすめです。
コーヒーカップで味が変わる
カップによって味やマウスフィールの感じ方は変わってきます。
さらにはアロマの強度まで変わってきます。
例えば、カップに匂いがついていたら、コーヒーのフレーバーも影響を受けます。
カップの保管状況、紙、金属あたりは状態を確認しておくと良いでしょう。
また厚みのあるマグカップや磁器のカップではフレーバーやマウスフィールは制限を受けやや重い印象になりがちですし、薄いグラスや陶器ではもっとフレーバーやマウスフィールは明確に感じやすいでしょう。
また口に当たる部分の質感でも印象が変わります。
僕のおすすめは、なめらかな質感の陶器やガラスですね。
やや薄めの方が口の中に広がりやすい傾向があります。
さあ、そんな中、アロマやフレーバー、マウスフィールの印象を変える
とても面白いカップが最近増えてきています!
Tim Wendelboe Figgjo "oslo" cups
今回、バリスタ世界チャンピオンTim Wendelboeプロデュースのカップがとてもコーヒーの魅力を上げてくれるので、解説します!
↑3種類のカップ
写真[右]の【スプリット】は、2つのパートに分かれたような形状で、真ん中がくぼみ、口の部分が広くなっているのでアロマがふわっと広がりやすいです。
その広がった形からコーヒーは口の中に広がりやすく、明確に明るい酸味やフレーバーが感じられやすいです。
通常ケニアやエチオピアのコーヒーの時などに使うと公式サイトに記載されています。
写真[中]の【チューリップ】は、そのすぼまった形状から強くアロマを閉じ込め楽しむことができます。コーヒーは狭く限定されたコースで口に入って舌の真ん中に流れてくるので、ボディーや甘さが印象的に感じられます。
こちらのカップは酸味の少ないブラジルやインドネシア、エルサルバドルなどのコーヒーに適していると記載されています。
写真[左]の【オープン】はオールラウンドに使えるカップで、アロマも存分に楽しめますし、バランスが取れたテイストに感じられやすいでしょう。フルーティーで、中程度の酸味を持つものに使うと記載されています。
これらのカップは、コーヒーの味の感じられ方が本当に違いますし、それぞれ良さがあるので、ぜひ試してみて欲しいです。
またこのようにカップの特性を把握すると、こんなことが出来る様になります。
- もっと甘さやボディーを感じてほしいから【チューリップ】を使おう。
- もっと軽やかにフルーティーさを感じて欲しいから【スプリット】を使おう。
その日のテイストの最終の調整というか、表現の仕方としてカップを選択することも出来るようになりますね!
そうなると、さらに美味しいコーヒーを飲める、提供できる可能性って広がると思うのです。
カップについては実際に見て触れて、飲んでみてが一番わかりやすいです。
僕が勤めているdotcom space TokyoではTim wendelboe Figgjo”oslo"cups、中国景徳鎮のbirthmarkなど面白いカップも置いてますので、よかったら体験してみてください!
またコーヒーの楽しさが広がると思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう!