失敗しないドリップテクニック【バイパステクニック】
こんにちは。
皆さんは家で失敗せずにコーヒーを淹れられる方法って知っていますか?
せっかくドリップするならおいしくなくて淹れ直すなんてことは避けたいですよね。
今日紹介するのは失敗を減らすドリップテクニックです。
僕自身よく使うテクニックで、めっちゃ助かってますので、ぜひどうぞ。
この記事を読むと以下のメリットがあります。
- ドリップでちょっと濃く飲みづらいときに、心地よい濃度感にすぐできる。
- 紅茶のように綺麗なさらっとしたコーヒーを失敗せずに1回目で淹れられる。
- 苦みの少ないコーヒーを淹れられやすくなる。
失敗しないドリップテクニック【バイパステクニック】
さて、バイパス(bypass)とは【迂回】の意味です。
ドリップにおける迂回とは、お湯をドリッパー内のコーヒー粉を通さずに、抽出液に加えることです。加水テクニックと言っても良いでしょう。
さて家でドリップして、薄くなってしまったらもうどうしようもないですよね。
だからある程度は味を出すために粒度を細かくしたり、粉量を増やすことも多いのではないでしょうか?
そうすると、適正よりしっかりとした濃度のコーヒーが出来上がり、やや飲みづらいと言ったケースも多いです。
その時に効果的なのがバイパステクニックです。
出来上がったコーヒーにケトルからお湯を足すのです。
具体的なやり方を説明します。
※いつも薄くなってしまう人にはバイパステクニックは使えません。
メッシュが粗い可能性、もしくはブリューレシオが高すぎて薄い可能性があります。
そんな方はこちらをどうぞ。
バイパステクニックのやり方
- いつも通りのレシピでドリップします。
- 出来上がったコーヒーを、均一な濃度にするため全体的にスプーンで軽く混ぜます。
- 1口テイスティングします
- ちょうど良い濃度なら終了。美味しいコーヒータイムへ☕️
- 濃かったら、1人分180ml~210mlなら5~10gくらいお湯をケトルから注ぎます。それより少ない150mlくらいのコーヒーには5gから加水してみましょう。出来上がり量が2倍ならお湯も2倍でOK。ポイントは一気にお湯を淹れないこと。薄くなっちゃいますからね。
- ②③④⑤を自分好みの濃さになるまで行います。
これで濃度感に関しては確実に自分の好みのものが淹れられますので、ぜひやってみてください。
実は濃度感ってとても大事で、濃度感が高すぎて味がビターに感じることもあります。
その時はバイパステクニックを使えば驚くほどフルーティーで甘みをともなったコーヒーになることもあります。
それでは良いコーヒーライフを。
また次の記事でお会いしましょう。