コーヒーのエイジングコントロール【もっと美味しいコーヒー飲もう】
こんにちは。
このブログを読んでくださっている皆さんは、もっとおいしいコーヒーを飲むことを楽しみたいと思っていますよね。
そのために今日も僕はブログを書いているんですが、今回のトピックは美味しいコーヒーを楽しむ上でとっても重要です。
今回は、コーヒー豆の焙煎してからの日数【エイジング】についてです。
気にしていけば、今までになく美味しいドリップコーヒーが淹れられる可能性は正直に言って高いです!
今回の記事はこんな方におすすめです。
- もっと美味しいコーヒーが飲みたい、淹れたい
- エイジングさせていくとコーヒーはどうなるのか知りたい
- ベストな美味しさのエイジングが知りたい
コーヒーのエイジングコントロール
先日こんなことが勤務しているコーヒーショップでありました。
コーヒーを朝一で淹れるとコーヒーの甘さがどうも出づらい。
そこで色々とレシピ調整してフレーバーのバランスと甘さを出していったのですが、最終的に「今日はエイジング的にこの感じだね。明日、明後日にはもっと甘さとフレーバー出るはず」って話になりました。
そうです。
そのくらい【エイジング】は大事です!
イメージ的にコーヒー豆のベストエイジングの味のポテンシャルを100とすると、ドリップ調整はいかにその100に近づけれるかです。
エイジングがあまり良くないなら、味のポテンシャルは80だったり70だったりします。
そこからバッチリ調整してもポテンシャルがそもそも70なので味は70だったりするんです。
恐ろしい、、
ドリップのベストエイジング
ではドリップのベストエイジング【常温でバルブ付き袋で保管】はいつでしょう?
これは焙煎の感じや季節なんかで変わるのですが、今の冬のシーズンなんかは中浅煎りのコーヒーで1週間~10日くらいが良いかなって感じてます。
理由はコーヒーの持つ二酸化炭素によるもので、エイジングが浅く二酸化炭素が多すぎると、上手く甘さが抽出できなかったり、どこか曇った印象だったり、アフターテイストも綺麗ではなかったりします。
これがエイジングが進むと、適度に二酸化炭素が抜けてくれて、フレーバーが明確で、甘さも抽出しやすく、アフターテイストも邪魔されないベストエイジングとなります。
その後エイジングさせ続けると良いかというとそうではなくて、徐々にアロマだったり明るいフレーバーは失われていきます。ある程度は、フレーバーは落ち着きつつも甘さのあるカップは作ることができますが、だんだんとフレーバーが失われておいしいコーヒーとは言い難くなってきます。
自宅で、より美味しいエイジングでコーヒー飲もう
さて焙煎から1週間程度が経ってベストエイジングでコーヒーを淹れ始めたとします。
そこからはフレーバーの変化を楽しみつつ1週間程度はゴールデンエイジング?でしょうか!🙂とてもおいしい期間なので良いですね!
でもその後、豆が残っちゃうこともありますよね。
そんな時も美味しく飲みましょう。
先日にこんな記事を書いてます。
kota-329.hatenablog.com
店舗でより美味しいエイジングを実現しよう
店舗だったら、ベストエイジングを外れたかなと思ったらエスプレッソ用にそのコーヒーを回したりするのが良いと思います!
エスプレッソの方がドリップより二酸化炭素が少ない状態で上手く抽出できますし、フレーバーもエスプレッソだと良い状態で確認できるでしょう。
あとはベストエイジングが続くように、定温の場所で管理したり、保存容器に気をつけつつ豆を冷凍させる管理もありでしょう!
こちらについては現在ベストエイジングの持続を検証しています。
また別の記事で書く予定です。
インスタグラムのハイライトの【エイジング】で集まった情報はシェアしてます。
ドリップのベストエイジングを探る
こちらについては日々ドリップ調整してテイスト変化を記録するのが一番良いと思います。(自宅だったらもっとゆるくて記憶で良いかなあと思いますが)
あとはやはりカッピングでテイストみるのも参考になると思いますね!
ベストエイジング、ベターなエイジングの状態を作れば本当に驚くほどコーヒーは美味しくなります。
今日からエイジングを意識してよりおいしいコーヒーを楽しんでみてはいかがですか?
それではまた次の記事でお会いしましょう!
良いコーヒーライフを。