COFFEE TIPS【コーヒーティップス】

ハンドドリップチャンピオンがおいしいコーヒーを淹れられるようになる方法を紹介します

ペーパーリンスをしっかりする理由

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こんにちは。

 

今日はハンドドリップするときのペーパーフィルターのリンス(お湯通し)の必要性についてお話ししたいと思います!

 

このトピックはこんな方におすすめです。

  • ペーパードリップが好き。やってみたい。
  • 綺麗なコーヒーを淹れたい。
  • フレーバーが明確な美味しいコーヒーを楽しみたい。
  • バリスタをしていて細部までクオリティを考えたい。

 

ペーパーフィルターのリンスはいるのかどうか、バリスタをしていて聞かれることはよくあります。

 

僕は必要だと思っています!!

 

ペーパーリンスをしっかりする理由

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なぜなら、ペーパーフィルターには匂いや風味がある場合があるからです。

 

ペーパーの種類にもよりますし、ペーパーは匂いを吸いますので、その環境や経年経過によりかなりペーパー臭がする場合もあります。

 

ハンドドリップ(ペーパードリップ)の魅力としてスムースなマウスフィールや雑味が少なくクリーンなところと僕は考えていますので、ペーパーリンスは必ずしたほうが良いと考えています。

 

「なるほどー。でもペーパーフィルターの匂いなんてコーヒー飲んだ時わかるのかな?わからなければしなくても良いんじゃないかな?」

という声があると思いますので、僕の経験をお伝えしようと思います。

 

  1. 未晒しのペーパーフィルター(茶色のもの)を使用していた際、どのコーヒーを淹れても個性がぼんやりして、ダンボールやウッディーや印象が感じられた。そのときリンスは軽くしていた。
  2. 同じ種類のコーヒーを淹れていたのに、いきなりフレーバーがぼやけ暗い印象になり、調整してもその印象が拭えなかった。あとからペーパーフィルターが変わったことに気づいた。その時リンスは軽くしていた。
  3. あるペーパーフィルターは蒸らしの時にコーヒーのアロマを確認しようとすると、ペーパー臭の印象を感じる。
  4. 経年経過によりかなりペーパー臭を感じるペーパーフィルターをたっぷりのお湯で何度もリンスした際、ペーパー臭が改善された。浅煎りのコーヒーを濃度薄めで淹れてもペーパーの風味は感じられなかった。

 

どうでしょうか?

その経験から僕はペーパーリンスはたっぷりのお湯でするようになりました。

 

コーヒーが調整によってもなかなか美味しくならないときは、ドリップするときの流れを考えると原因がどこかにあります。

 

ざっくりいうと、水、コーヒー粉、ペーパーフィルター、ドリッパー、サーバー、カップという流れです。

 

ただ、ペーパーリンスと器具の湯煎をしたら、ほとんどの要因はなくなりますのでご安心ください。

 

せっかくなら、ペーパードリップの良さを最大限に生かして、きれいでおいしいコーヒーを存分に楽しみましょう😄

 

※ペーパーリンスについていろいろな考えをお持ちの方がいますので、あくまで僕の経験からこちらのトピックを書いています。