ドリップの調整のやり方
おはようございます。
今日はハンドドリップにおける味の調整についてのトピックです!
こんな方におすすめです。
- ハンドドリップをしているのだけど、どう味の調整をしたらいいのかわからない
- ドリップの調整の仕方が知りたい
- プロのバリスタがどんな調整をするのか知りたい
- おいしい味の判断ってどうしているのか知りたい
ドリップ調整のやり方
今回はドリップ調整の主な2つのやり方を紹介します。
- ドリップの粒度の調整の仕方
- コーヒー豆とお湯の割合【ブリューレシオ】を変える場合のやり方
この2つをセットでできるようになると狙った味わいに調整することができます。
↓まずこちらがよく使うレシピですので貼っておきます!
こちらを基本レシピとした場合、どういうドリップの調整をしていくかを説明します。
1.粒度の調整
ポイントは微調整ではなく、ざっくりと粒度を変えます
その理由は調整による味の変化がわかりやすく、そのコーヒーの良いポイントを探りやすいからです。
例えば1回目ドリップして、『あれ、少し甘さとかフレーバーが弱いかな?』と感じたら、微調整ではなく、少し思い切って細かくします。(16目盛のek43なら最低0.5くらい)
すると、しっかりとした調整による味の変化を体験でき、コーヒー豆に対して良い調整が見えやすいんです。コーヒー豆のポテンシャルも分かりやすいです。
粒度の変え方のポイント
少量をカップにとり、2〜3口飲んで、そこで変え方を判断しよう!
少量カップにとることで、温度帯によっての変化もわかりますし、考えすぎると明確にわかりづらくなるからです。
例えばこんな風に思ったらまずは粒度変えてみましょう
- フレーバーが弱かったり、味が出てない印象だったり、甘さが足りない印象のどれかにピンときたら細かく
- フレーバーが曇った感じだったり、後味に渋さや苦みが残りやすかったり、甘さや良いフレーバーを何か余計なものが覆っている感じ。このどれかにピンときたら粗く
こんな感じです!あとはやってみましょう。
2.コーヒー豆とお湯の割合【ブリューレシオ】の調整
ブリューレシオはどういう時に変えるのかというと、そのコーヒーの粒度を調整する際に、狙った適切な濃度にならない時です。
例えば、1:15のレシオで、コーヒーの良いフレーバーや甘さを出すためにメッシュを細かくする調整をするとしたら、濃度が元々の狙いより濃くなる可能性があります。
この場合は【豆を少なくしてレシオを上げて濃度を下げる調整】をします。(豆を少なくするとレシオが上がります)
とてもシンプルでこれだけで変化を実感してもらえると思います。
1.粒度の調整
2ブリューレシオの調整
この2つの調整で、淹れるドリップコーヒーはいつもと違うおいしさにたどり着く可能性が高くなります。
いつもと違うことをすれば、違う結果が生まれます。
ぜひトライしてみてください!
それではまた次のトピックでお会いしましょう!