COFFEE TIPS【コーヒーティップス】

ハンドドリップチャンピオンがおいしいコーヒーを淹れられるようになる方法を紹介します

ドリップバッグの美味しい淹れ方

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こんにちは。

 

ぐっと寒くなって外に出るのが少し億劫になってくるこの時期。

皆さんはいかがお過ごしですか?

僕は美味しいコーヒーと共に家で作業する時間が長くなっています。(笑)

 

この時期に大活躍なのがドリップバッグです。

 

既に豆が挽いてあって、粉量を計ってフィルターに詰めてあるので、あとはカップにかけてお湯を注ぐだけ

 

袋で密閉されていますので、フレーバーもしっかりある場合が多いですし、美味しいコーヒー店のものは正直おすすめです!

 

さて今日はドリップバッグの美味しい淹れ方、僕が大事にしているところをご紹介します。

 

この記事はこんな方におすすめです。

  • ドリップバッグの美味しい淹れ方が知りたい。
  • ハンドドリップしたいけど、もっと簡単に美味しいコーヒーが家で飲みたい。
  • プロのバリスタのドリップバッグの淹れ方が知りたい。
  • コーヒーの知識を、ドリップバッグの淹れ方に生かしたい。

それでは紹介していきます。

ドリップバッグの美味しい淹れ方

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ドリップバッグの美味しい淹れ方の手順

  1. ドリップバッグは粉量、粉の挽き目が裏面に記載されていることが多いのでチェックします。
  2. 浄水or軟水のミネラルウォーターを沸かします。湯温は90℃〜95℃程度。
  3. 全部で粉量の15~15.5倍のお湯を注ぎます。最初は粉量の約2倍のお湯を注ぎ、粉が膨らみ切るまで待ちます。(粉が膨らまなければ10秒程度の少ない待ち時間でOK)
  4. 残りの湯量を2回に分けて注ぎます。割とさらっとお湯をかけてあげて1分〜1分半の間で注ぎ終わるくらいでOK。1分を切っても問題なし。
  5. 抽出を2分以内で終了します。2分経ったら落ちきっていなくても終了させます。
  6. 出来たコーヒーをスプーンで軽くを混ぜ、テイスティングします。ちょうど良い濃さなら出来上がり。
  7. 濃かったら5gお湯で加水します。

いくつかポイントがあるので解説します。

浄水or軟水のミネラルウォーターを使うのがおすすめ。湯温は90℃〜95℃程度。

皆さんが飲むコーヒーの99%が実は水で、コーヒーの成分は約1%です。

それで奥深い味わいのするコーヒーってすごいなあと思いつつ、水の質はとても大事です。

 

コーヒーの抽出には軟水が適しています。日本の水は基本的に軟水なので浄水器を通したものか、コンビニやスーパーなどに売っている軟水のミネラルウォーターがおすすめです。

 

お湯の温度ですが、深煎りなら85~90℃、それ以外なら90~95℃程度がおすすめです。

ドリップバッグの時は簡単にできるのが良いかなと思うので、沸騰してからケトルの蓋を開けて1~2分でその温度になりますので、計らなくてもOKです。

粉量の15~15.5倍のお湯をかける

ドリップバッグの裏面には粉量と挽き目が書いてあることが多いです。

それに対して適正なお湯の量を注いであげることがとても大事です。

粉量が10gならお湯は150~155g

12gならお湯は180〜186gとなります。

最初に粉量の約2倍のお湯を注ぎ、粉が膨らみ切るまで待ちます。

いわゆる蒸らしです。膨らみ切るまで待ちます。ですがドリップバッグを場合はガスが適度に抜けていて膨らまない場合も多いので、その場合は10秒程度たったら、すぐに次のお湯を注いでもらってOKです。

 残りの湯量を2回に分けて注ぎます。

割とさらっとお湯をかけてあげて1分〜1分30秒の間で注ぎ終わるくらいでOKです。1分を切ってしまっても問題ありません。

ドリップバッグの挽き目は中細〜中挽きがほとんどで、もともと味が出やすくなっていますので、何回もゆっくり注ぎ分けるより、2回程度でさらっと注いであげるのがおすすめです。

抽出を2分以内で終了します。

こちらもドリップバッグの挽き目が割と細かく味が出やすいので、2分程度でドリップを完了することで、雑味の少ない美味しいコーヒーに仕上がります。

ですので、2分経ったら落ちきっていなくても終了させます。

 出来たコーヒーをスプーンで軽くを混ぜ、テイスティングします。ちょうど良い濃さなら出来上がりです。もし濃かったら5gお湯で加水します。

こちらはシンプルに濃度調整です。最後まで心地良く飲めるように最初にばっちり濃度を決めてあげるとコーヒータイムがさらに美味しく楽しめます。

注意としてはお湯足す時は慎重に。慣れていない方はスプーンなど使っても良いでしょう。

 

いかがでしたか?

 

実はこのドリップバッグの淹れ方には、通常のハンドドリップの時にも使う知識や技術をたくさん詰めました。

 

ぜひ試して美味しいコーヒー楽しんでくださいね!

 

それではまた次の記事でお会いしましょう。